出雲市空き家相談センターはNPO法人として2年度目となりますが、2019年度は実質的な初年度の活動となります。
本年は昨年度の活動を基礎に、更に空き家発生抑止のための活動、相談体制の充実、市との連携強化などを進めていく考えです。
また、発生抑止の観点から「空き家予備軍」ともいえる世帯への働きかけを更に強化する方針です。
更に、今後は空き家の管理事業、活用事業の展開を視野に入れ、その研究にも着する考えです。
出雲市空き家相談センターの活動の特徴(2019年度)
2種類(2部門)の相談員(コーディネーター)を育成すること
- 相談者と解決機関をマッチングさせる相談員の育成
- 地域活動拠点との連携や活動・立ち上げ支援及び拠点の多極化を行う相談員の育成
空き家等の利活用に対する情報提供・連絡調整等のサポートを行う
- 条件不備により「いずも空き家バンク」に掲載されない案件の条件を整理することによる「いずも空き家バンク」への掲載
- 空き家の予備軍となる独居老人宅・高齢者世帯を将来的に「いずも空き家バンク」に登録することを確認する「空き家予備バンク」を創設する
NPOにおける空き家管理事業についての調査研究
- 協力業者拡大と事業の収益性・採算性の決定
- 先進地視察により空き家の維持管理事業の進め方、行政との連携方法等の調査研究
具体的な活動予定
相談者と解決機関のマッチング事業
- 空き家問題解決のためのコーディネート事業
- 相談員育成のための事例検討会・専門家研修会
地域活動団体との連携や活動・立ち上げ支援事業
- 事業に関する啓発活動、訪問活動
空き家、高齢化問題等に関するセミナーの開催・情報発信・啓発・相談事業
- 空き家に関する講演会
- 空き家ワンストップ相談会
- 空き家予防啓発セミナー
- ウェブサイトによる情報公開
空き家等の利活用に対する情報提供・連絡調整等のサポート事業 「いずも空き家バンク」との連携
- 「空き家予備軍バンク」事業創設への取り組み